情報ゼロで初めてのダバオへ

ダバオ「初めて」リポート/ダバオ第一印象編


ダバオってどれだけ暑いの?


5月。
初めてのダバオ。
いい感じの夕暮れ。
フランシスコ・バンゴイ国際空港に降り立ち、意気揚々とスーツケースを受け取ると、外は最高に素敵な夕日に包まれていました。

赤道に近いというだけで暑いとイメージしてきた割には涼しい!
ぴたと風が止まる日本の真夏の夜を思うと、嘘のようにいい風が通り過ぎています。
鮮やかな南国らしい植物、たぶんフルーツの熟した匂い、空港前の広場のような駐車場では、迎えに来る人々がごった返し賑やかです。

Tシャツ・半ズボン・サンダルが目に飛び込んできて、いよいよ南国モードにスイッチが入る瞬間です。

 

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夜7時。みんなはドコでナニをしてる?


まずは買い出しへ行かなくては。
コンドミニアムを予約していたため、歯磨き粉、シャンプーなどの生活雑貨、飲み物、食べ物などがなければ、明日からのダバオライフがままなりません。
空港からの道中は、暗くなりかけ薄い青とピンクのグラデーションが美しい夕方の空。ネオンがひとつふたつと点き始め、両側にずらりと並んだ店が活気を見せ、地元のみなさんで溢れていました。
ナニを食べているのかな?ナニが美味しいのかなぁ。

太い大きな道路。世界共通の通勤、通学の時間帯。気になったのは、その渋滞ぶりです。
いったいここは何処なのか?フィリピンの首都でもない、海に浮かぶ島の街じゃないの?ダバオってば!?日本で「島」といえば、小さいに決まってる!でもミンダナ島は北海道ほどの大きさ。
ああ、そうかぁ。一人でその広さを実感しつつ、車窓をみれば…、そうそう、渋滞の激しさ。

 


不思議と日本車が多く、大きめでタフなRV車(その理由は後で知ることになるのですが)に埋め尽くされています。その間を縫うようにバイク(時に二人乗り)、派手でかわいい小さな乗り合いバスのような車が走ります。ジプニーと呼ばれる島の皆さんの大切な足だそう。まるで混んだ歩道を歩いているかのように隣の車と近い!
巧みに運転するダバオのみなさんの運転技術に感心するばかりです。


意外にも大きなモールが多いよね?


空港から市街地に近づくと、景色が変わってきます。
熱帯の樹木や原っぱのような空き地、小さな商店や素朴なレストラン、家屋がひしめく通りを過ぎ、マクドナルドなど馴染みのチェーン店、ダバオならではのジョリビー、レストラン、そしてコンドミニアム、ビル…。
日本で言えば、イオンのような巨大なモールも目立ってきます。その一つに駐車し、1階のマーケットへ。
入口にはセキュリティがあり、荷物のチェックがあります。少しだけ緊張しますが、入ってしまえばとても気楽に買い物ができます。見たことのないパッケージがズラリと並び、大量の商品に溺れそうになりながら、買い出しをすませ、レストランで食事となりました。

 


地元ならではの食事をお願いして待っていると、ヘタに切り込みが入った柑橘系の小さい緑の果実と、2センチほどの赤い唐辛子が白い小さなお皿に乗せられてきました。一人に1セット。そして机の端には調味料っぽいものが2種類。
わからない調味料って、興味の対象、異国情緒たっぷりでオモシロイ!
柑橘類のカラマンシーを絞り、ちいさな唐辛子、シリをフォークの先で潰す、先ほどの調味料、醤油と酢、を足す。
フィリピン版ポン酢の出来上がり!
日本のヤキトリ風の香ばしいチキン、焼いたり素揚げの魚料理にも「酸っぱくて辛い醤油タレ」はぴったりです。


チキン!そしてビール!

 


少しダバオの生活に慣れた頃、いつもどおりの青空を満喫しながらランチに出かけました。
チキンを焼きまくっていい匂いをさせているオープンのレストラン。風は吹き抜けるけれど、体感は気温通りの暑さの中ビール待ちをしながら、ふと見回すと、例の調味料。
お昼どきなので、地元の皆さんのテーブルには焼き鳥や、アドボと呼ばれる煮物、スープが並びます。
特徴的な山のカタチのご飯がプレートに乗っています。主食はお米。もっちりとして甘みのある日本のお米とは違い、少しパラリとした長い米粒が少し濃い目のおかずにとても合います。

 

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夜は夜で。

 


夜は夜で、ダバオでは毎晩「ナイトマーケット」を楽しむことができます。
名前がわからない数々の料理がいい匂いをさせて猛アピール、地元の皆さんもお祭りのように楽しんでいるように見えます。
派手すぎない飾り付けが観光のためではなく、日常なのだと気づかせます。毎晩のご飯を家族で楽しむ、そんな場所なんですね。
ひしめく皆さんのハッピーなおしゃべりをBGMに、おでんぽいもの、ヤキトリのようなもの、中華ちまきのようなもの、マグロの酢の物ようなもの…。ローカルフードをお値打ちに味わうことができます!


さらに夜!音楽がとても身近に。


ある日の夜はライブへ。
ダバオの街には気軽にライブを楽しめる店があり、その一つはオープンです。ステージの回りには様々なジャンルの店があり、食事しながらライブで音楽を聴くスタイルはとても気楽でカジュアル。
じっくり聴くも良し、おしゃべりするも良し。もちろんアルコールもOKなので家族や友人で夕食といったグループも多く、これも日常の風景のひとつなのでしょうね。音楽はカバーが多く、リクエストも受け付けてくれます。
(※アルコール飲料の販売や提供は午前1時までなので気をつけてくださいね)

 


そして、海。


まだまだ観光地化されていないダバオでは、リゾートというより本当にリアルな暮らしに混じり、「旅」を日常のように楽しむことができます。もちろん、船で10分ほど渡れば静かで安全な美しいビーチリゾートがいくつかあり楽しむこともできます。
アイランドホッピングでは、最高に美しい海を停泊しながら島へ渡りバーベキューやスキューバを体験することもOK。ただ賑やかな観光地のように「思い切り遊ばなくては!」感が少ないというか…(笑)。本当にゆったり過ごすことができるのです。

 


衣・食、、、住はどうなの?


旅の「住」といえば、宿です。
初めてのダバオはなるべく生活そのものを体験したいという目的があったため、マンション型のコンドミニアムに決定。
ジム&プールも完備しています。家具付きの部屋にはベッドルームが2つ、スグ料理ができるキッチン、リビングにはテレビ、wifi。そして大事なシャワールーム&トイレ。正直、日本と変わらない生活に驚きました。
ただ翌日から、小さなアリが同居することになるのですが、、、!
人って慣れるものなんですね(笑)そして、逞しい。翌日には悲鳴をあげるのにも疲れ、なんとなく受け入れ、さぁーっと掃き掃除できるようになっていました。


一週間ほどの滞在で


街には電車、バスが無く(長距離バスはあります!)、自力での移動は徒歩と車になります。
移動手段にジプニーという小型の乗り合いバスのようなもの、トライシクル(バイクや自転車)、タクシーを利用ということになります。
旅行中でも、なんとか拙い英語で行き先を伝えられるのはタクシーなので値段が安いこともあり乗る機会が多くなります。もちろんドライバーさんによりますが、明るくて優しい人が多く、旅あるあるのボッタリの話も一度も聞いていませんので安心して利用していました。
ちなみに母国語はビサヤ語ですが、公用語は英語です。

 

最後に。LIFE IS HERE !


ダバオで旅行者が訪れる有名な観光地は多くはないかもしれません。そのかわり普段の生活をゆっくりとダバオ時間で過ごせる、という特典がもれなく付いてきます。
海があり、空が広く、原っぱがあり、快適なコンドミニアムもある。車も人も多くおおらかな生活感のあるダバオに、懐かしさを感じたのは自分だけではないと思います。
都会の便利さに慣れたカラダに、ゆるい刺激がとても気持ちが良かった滞在でした。
今回は駆け足のダバオ滞在記。これから、訪れるたびに少しずつ慣れ馴染み、ダバオの発展を体感することで、印象はめまぐるしく変わることでしょう。できるだけ長くつきあってみたいなぁと思っています。
花々が美しく手入れされた公園で見つけた言葉「LIFE IS HERE」。
ぜひ、みなさんも一度訪れてみませんか。

 

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