東京カレーinダバオ「イタダキマス!」

インド発祥であるものの、今や日本の国民食いっても過言ではない『カレー』。日本人は、本当にカレーが大好きですね。
しかし、フィリピンでは、カレーはほとんど食べることはないそうです。
そんなフィリピン・ダバオにある、日本人が経営する唯一のカレー専門店『東京カレー』の様子をミンダナオタイムスが伝えてくれました。
地元の名物料理とコラボレーションしたオリジナルメニューもおすすめだとか。


ダバオ唯一のカレー専門店が誕生


日本料理店があちこちにできていますが、私はそのことに本当に感謝しています。日本食は、アジアの基礎に対するアプローチが異なっているため、いつも興味深いものです。日本に行ったことのある人は、自分の国の味を感じてもらおうと努力している地元の日本食レストランに慰めを見つけるでしょう。

その中でも、ダモサマーケットバスケットには、東京カレ(カレー)と呼ばれる、静かな気取らない店名を持つ屋台があります。
松田カズヤ「カズ」さんは日本の伝統料理を専門とするシェフです。
昨年2019年6月1日に小さな店を開きました。

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「私は長い間、東京カレーのコンセプトを育ててきました」とカズさんは言います。
「しかし、フィリピン人はカレーの匂いが嫌いだと言って、日本人の友人の多くから、この考えを諦めるように言われました」

 

フィリピンの人にもカレーの美味しさを届けたい


カズさんは、それが特に真実ではないことに気付きます。「日本とフィリピンではカレーの味が異なることが分かりました。例えばニンジンなどの野菜の味も、国によって違うということにも注目しました。私がお店で提供しているカレーは、現在私のレシピのバージョン4と呼んでいるものです」とカズさんは語りました。

アジア料理としてのカレーは健康的な食事とされています。「カレーを食べると、食べた後に汗をかくのがわかります。主にニンニクやショウガ、ウコンなどの香辛料が消化を助け、コレステロールを低下させます」と彼は語ります。

 

鶏唐揚げカレー

カレーには同じ材料が使われているかもしれないが、作り方が違うとカズさん。
「スープ作りはとても時間がかかり、調理に10時間以上かかります」
手の込んだ調理にもかかわらず、手ごろな値段なのはうれしいですね。

「私のビジョンは、食を通じて日本の文化をフィリピンの人々と分かち合うことです。私はだれでも、学生にも、日本食、特にカレーを楽しんでもらいたいと思っています」
この記事を書いている時点で、東京カレーはダバオで唯一の専門店です。

 

つけ麺、カレーラーメン

地元料理も取り入れて


カレーとは別に、絶妙なタイミングで揚げられた唐揚げは、このお店のとてもよく売れている料理の一つです。つけ麺、コーンクリームコロッケも美味しいです。

しかし、東京カレーが提供する最も興味深い料理の一つは、地元で人気のあるヒナラン(※)とラーメンを融合させたヒナランラーメンです。

カズさんによると、
「日本人の友人が私をバンケロハン公設市場に連れて行ってくれ、ヒナランを食べさせてくれました。私はそれを気に入ったので、いくつか家に持ち帰って妻ヨーコに試してもらいました」

「そこで、彼女はラーメンをヒナランにつけることに決め、私たちはそれがとてもおいしい組み合わせであることを発見しました。そこで、もう一つの名物、ヒナランラーメンが誕生したのです。」

※ヒラナン
ダバオでしか味わえない水牛ベースのスープ。生姜、ニンニク、唐辛子などじっくり煮込んだ辛くて旨いスタミナフード。

 

東京カレーのヒナランラーメン

東京カレーはまだメニューを増やしています。
本当に、この専門店の進化は楽しみです!
さぁ、それでは今日も「いただきます!」

東京カレーFacebook:
https://www.facebook.com/Tokyo-Curry-1273121539503080/

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