モリンガ?
今回は「モリンガ」を使ったお料理の紹介です。
新しい食材に敏感な方はご存知かもしれませんね!
何度目かの滞在で、料理を作るところを見せていただける機会があり、思わずテンションが上りました!
そこで初めてみた野菜がモリンガ。
ん?
野菜なのかな?
野菜?ハーブ?
早速、検索してみると、スーパーフード、奇跡の食材、などと魅力的な単語がモニターで踊っています。
どうやら体に良いらしい。
「健康・美容」のキーワードに疎い自分にとっては驚きの食材でした。
ウィキペディアによると、インド原産のワサビノキ科、とても成長が早い植物のようです。
また、モリンガはフィリピンではマルンガイと呼ばれ「国菜(ナショナル・ベジタブル)」に認定されているそうです。
コレは、初めて知ったコトバ。
“国菜”って日本にもあるのでしょうか?
モリンガのチキンスープはやさしい味!
カラダにやさしい野菜「モリンガ」を使ったスープ。
材料は鶏肉、モリンガ、野菜(トマト、パプリカ、ネギ、青唐辛子など)、ブーケガルニ用のレモングラス、調味料(塩、チキンスープの素)。
野菜は、適量をそれぞれ同じサイズ程度に切りそろえます。
モリンガは細い茎から葉をはずして、パラパラに。
この辺はおしゃべりを楽しみながら、気楽に。
材料の下ごしらえができれば、もう調理は90%終わってる感じですから^^。
鍋にチキンをどっさり、水とレモングラスをブーケガルニにしたものを一緒に煮込みます。
もうすでに、部屋にはいい匂いが漂っています。
ぐつぐつ、いい感じになったら、チキンスープの素、塩などで味を整えます。
切った野菜をいれ火が通れば、最後にモリンガをパラパラ…。
完成です!
香ばしさがクセになるチキン、愛情こめて焼こう!
ダバオでよく見るワイルドなチキンの串焼きも、スープと一緒に。
鶏肉は、茹でて火を通しておきます。
(茹でたお湯は、しっかりとチキンのダシが出ていますので、スープ用に)
そして、これまたいい感じに用意しておいた炭火で醤油タレをつけて炙りながら焼く。
こちらも匂いがたまりません。
ただひたすら焦げないようにしっかり見張りながら、何度も丁寧にタレを塗ります。
たぶん、ここはとても愛情が必要な手順!
自分だったら、もっともっと適当なので、みなさんの根気の良さに感心です。
いただきます!
さあ!おなじみのスッパ辛タレも用意して、「いただきま~す」です!
美味しくないはずがない!
美味しいにきまってる!
しっかり引き締まって味の濃い地鶏がこんがり焼けて、醤油のいい香り。
スープも、チキンベースなのですが、なんとも言えない滋養を感じる味。
モリンガにはまったくクセがなく、特に印象に残る香りもありません。
これでカラダに良いのでしたら、毎日でも食べられます。
ちなみにモリンガの種からはオイルが採れ、美容にも利用されているらしいのです。
モリンガは奥深い!
ダバオで「はじめまして」の奇跡の食材、モリンガ。
家庭ではよく食べられるそうですが、お店ではなかなか出会えないとのこと。
確かに滞在中、レストランなどで見たことがありませんでした。
後にローカルの皆さんが集まる市場に行き、魚、果物、野菜、溢れんばかりの食材の中にようやく山積みのモリンガを見つけたときは、なんだか嬉しくて。
この出会いこそ奇跡みたいですね!